しじみに含まれる栄養素の代表として、ビタミンB群が挙げられます。

 

妊活などでも広く知られている葉酸や、お肌の調子と密接に関係するビオチン、血流の改善や美肌効果があるとされるナイアシンなど、これらもビタミンB群に含まれる栄養成分です。

 

これらの栄養素は、ビタミンB「群」とまとめられているように、お互いをサポートしあい、バランスよく摂取することで相乗効果が期待できます。それぞれの成分についてみていきたいと思います。

葉酸

葉酸は水溶性のビタミンなので、水に溶け出す性質があり、味噌汁の汁にも溶け出すので、しじみの身自体を食べずとも摂取できる成分です。

 

いわゆる妊活サプリに最も頻繁に含まれる成分で、胎児の先天性の奇形を予防する効果があります。細胞のDNAの形成に深く関わるとされている成分です。

 

また、貧血対策としても注目を集めている成分です。

ナイアシン

抗酸化作用を持つ成分で、活性酸素に対抗し得るため、紫外線対策や喫煙対策にも有用な成分です。

 

肝臓におけるアルコールの代謝をサポートする働きもあり、糖質を代謝し、エネルギーを産生する役割も担っています。また皮膚や粘膜の健康を保つという点においても、美容と深く関わっている成分です。

ビタミンB12

葉酸と協力し合い、ヘモグロビンの生成をサポートし貧血対策に有用な成分です。ビタミンB12が多く含まれる食べ物は、そのランキング上位は、ほとんどが魚介類で占められています。

 

しじみは「しろさけのめふん」に次いで、2番目にビタミンB12が多く含まれる食物です。水溶性の栄養素なので、しじみエキスにもたっぷり含まれています。

ビタミンB6

タンパク質を代謝し、エネルギー源を取り出したり、新陳代謝を促進させる働きがあります。

 

ホルモンバランスの調整にも効果的な成分で、PMSや妊娠中のつわり対策としても重要な役割を担っています。

 

記憶力とも相関があるとされており、物忘れの改善効果があるという研究事例もあります。

ビタミンB1

糖質をエネルギーに代謝したり、ビタミンB2と同じように皮膚や粘膜の健康とも深く関わっている成分です。

 

特に糖質をエネルギーに変える働きが注目されており、糖質を余分な脂肪に変換しない役割があるため、ダイエットにも効果を発揮する成分だと考えられています。

ビタミンB2

ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康に深く関わる成分です。皆さんもよくご存知の肌荒れに効く市販の医薬品などには、ビタミンB2が配合されているケースが多いです。肌荒れやニキビ、口内炎など、ビタミンB2が不足した際に発生しやすい症状です。

ビオチン

健康的な皮膚や毛髪の維持に役立つ成分です。皮膚炎の一因として「ヒスタミン」という成分がありますが、ビオチンはヒスタミンの働きを抑制する作用があります。

 

タンパク質の生成に深く関与する成分なので、お肌や爪の健康などにも深く関わり、美容と健康の総合アミノ酸と言っても良いでしょう。また最近では育毛効果に関しても注目されている成分です。

まとめ

エキスには豊富なビタミンB群が含まれています。これらのビタミンを複数の食材からバランスよく取るのは、なかなか大変です。

 

しじみエキスも全てのビタミンB群を含むわけではありませんが(ビタミンB2・ビオチンは含まない)バランス良いビタミン摂取のサポート役となるでしょう。